来て、見てください。(ヨハネの福音書4:29)
自分と話しているのが来るべきメシヤ(救い主)だと知ったサマリヤの女性は、それまでとは別人のようになった。悪評のゆえに人目を避けるようにして生活していた彼女が、自分から「町に出ていき、人々に」語るようになったのだ。そして、イエスが与える水こそが自分を本当に満たすことを知った彼女は、生活のための水がめを一旦そこに置いて、出かけた。メシアに出会った驚きと興奮の中、人々に、 「来て、見てください。私のしたこと全部を私に言った人がいるのです」と語った。すると、その町のサマリヤ人のうち多くの者が、そのことばによってイエスを信じた。キリストを紹介し、自分に起こったことを証言することが、たくさんの人がイエス・キリストを信じることへとつながっていく。主がこのサマリヤの女性をイエスが用いられたように、私たち一人一人も神様は用いてくださる。