こうして教会は、ユダヤ、ガリラヤ、サマリヤの全地にわたり築き上げられて平安を保ち、主を恐れかしこみ、聖霊に励まされて前進し続けたので、信者の数がふえて行った。(使徒の働き9:31)
エルサレムに来たサウロは、弟子たちに信じてもらえず仲間に入れずにいた。そこで、バルナバが、サウロを使徒たちのところへ連れて行き、いきさつを彼らに説明した。 バルナバが仲を取り持ったので、サウロは、サウロは、教会に受け入れられ、その後のキリスト教の宣教の新たな展開を始められた。 そしてそこでもサウロは、命を狙われるが、それを兄弟たちよって、サウロはをカイザリヤ港から、タルソへ送り出され、命拾いをする。
このように、サッカーで言えば、バルナバというアシスト、サウロというストライカー、そして名もなき兄弟たちのパスによって、「教会は、……築き上げられて……聖霊に励まされて前進し続けた……」(31)のである。
教会は神に召し出された人の集まりであり、神によって築き上げられていく。教会(=キリストのからだ)を立て上げるために私たちが召し出されているとは、なんと畏れ多いことか。イエスの御名が全世界であがめられるように、聖霊の力によって、教会は前進していく。