主イエス・キリストを着なさい。 (ローマ13:14)
ダビデの生涯のまとめとして、サムエル記のしめくくりに記されている詩篇18篇で、「主は私の義にしたがって私に報い」たとダビデは歌っている(詩篇18:1])。他人の妻と関係を結び、彼女の夫を死に追いやるという大きな罪を犯したダビデだが、やがて彼は自身の罪深さを嘆き、「私の咎をことごとく、ぬぐい去ってください」(51:9)と、神の前に悔い改める。人は、神から義を頂かない限り、神の前に立つことはできない。ダビデは神に「砕かれた霊。砕かれた、悔いた心」(51:17)を差し出したからこそ、神に「彼はわたしの心にかなった者で、わたしのこころを余すところなく実行する」(使徒13:22)と、その生涯を神に従順なものであったと評価された。ダビデは神が下さった義としての「私の義」を歌っている。
神の国に入るための“ドレスコード”は、義をまとうこと。私たちの義となってくださるキリストを着ることで、私たちは神の前に正しい者として扱われる。このイエス・キリストにとどまろう。
「主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます」(詩篇23:3 )。