この神に、栄光が世々限りなくありますように。アーメン。
(ガラテヤ人への手紙 1章5節)
(使徒の働き 12章より)
ヘロデ・アグリッパ一世がツロとシドンの町を快く思っていないことで、そこには食料の供給がなされていなかった。その町の人々が王と和平交渉を始めていた折り、式典が行われ、王が演説を始める。彼らは王に「神の声だ。人間の声ではない」と叫び続けた(22)。「すると、即座に主の使いがヘロデを打った。ヘロデが神に栄光を帰さなかったからである。彼は虫に食われて、息絶えた。」(23)。
かつてイエス様は、「下がれ、サタン。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている」(マタイ16:23)としてペテロを厳しく叱った。確かにサタンは「あなたがたが神のようになって」(創世記3:5)と人をそそのかして、人類に死をもたらした。人を高慢に誘う言葉が、人を殺す言葉となったのだ。
私たちは人を祝福し、生かす言葉を語ろう。「God bless you」、「神に栄光があるように」と。