皆の益となるために、一人ひとりに御霊の現れが与えられているのです。
(コリント人への手紙第一12:7)
分裂・分派の問題を抱えていたコリント教会に、パウロは、御霊の賜物について語る。
かつてはギリシャの偶像礼拝の文化の中で過ごしていた者たちも、今や御霊によって新しく生まれたものであることを強調する。御霊の賜物は神からの贈り物、ギフトであり、一人ひとりに異なった形で与えられる。私たちはお互いの違いを認めつつ一致することができるのである。神からの賜物を神にお返しするときに、それが奉仕となる。神への奉仕は、キリストのからだである教会、私たち一人一人の成長とつながり、「皆の益となる」のである。神様にささげることを学び、神の栄光を表していきたい。