ですから私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。(コリント人への手紙第二 12章 9節)
(創世記17章より)
神は、アブラハムに子孫繁栄の祝福を約束する。しかも90歳の妻サラに男が生まれ、その子から子孫が増え広がっていくのだという。それを聞いたアブラハムはひれ伏して、笑った「九十歳の女が子を産めるだろうか」(17)と笑ってしまう。イエスの母となったマリアに天使が語ったように、全知全能に不可能はない(ルカ1:37)。私たちの幸せのために、神は私たちの人生に人智をはるかに超えたみわざをなしてくださる。マリアのように、「あなたのおことばどおり、この身になりますように」(ルカ1:38)と、弱さを持つこの身に神のみわざがあらわされることを待ち望んでいきたい。