これらのことが書かれたのは、イエスが神の子キリストであることを、あなたがたが信じるためであり、また信じて、イエスの名によっていのちを得るためである。
(ヨハネの福音書 20章 31節)
ピシディアのアンティオキアで説教を語るパウロは、詩篇2編を引用し、「あなたはわたしの子。わたしが今日、あなたを生んだ」という、言葉が、神が天からまことの王としてイエス・キリストを地上に遣わすことを預言したものだと語る。さらに詩篇16篇から、「あなたは、あなたにある敬虔な者に滅びをお見せになりません」と主を信じる者は復活の主のいのちにあずかることを語る。そして「このイエスを通して罪の赦しが宣べ伝えられている」(38)「信じる者はみな義と認められる」(39)とこの贖い主によってのみ人は救われることを熱く語る。この御名を語り、この御名によって歩んでいこう。