イエスは答えられた。「この声が聞こえたのは、わたしのためではなく、あなたがたのためです。
(ヨハネの福音書
12章30節)
(ヨハネの福音書12章より)
エルサレムに入城したイエス様は、心を騒がせて、「『父よ、この時からわたしをお救いください』と言おうか」と十字架での処刑を目前に、苦悩し、自問自答する。しかし直後に「いや、このためにこそ、わたしはこの時に至ったのだ」と、神の人類救済のご計画を遂行するために、この世に生まれたことを再確認し、人類の身代わりに神に呪われさばかれる道を進んでいく。
神の摂理のうちに、私たち一人ひとりに与えられている使命がある。自分の願うようにではなく、神のみこころがなることを求めるところに、神の栄光が現されるのだ。