こういうわけで、いつまでも残るのは信仰と希望と愛、これら三つです。その中で一番すぐれているのは愛です。(コリント人への手紙第一 13章13節)
コリント教会の分裂分派の問題は、愛の欠如から来ているとパウロは叱責する。預言や異言の力や知識を誇っていた者たちに、それらは一時的なものに過ぎず、愛こそが絶えることのない最も価値のあるものであることを語る。
私たちは霊的に成長し大人となった時に、顔と顔を合わせて見るように、愛なる神ご自身を深く知ることができる。「愛は結びの帯として完全」(コロサイ3:14)であり、神は私たちが愛において完全になることを求めておられる。人間の努力では不可能だが、キリストのこの言葉に望みがある。「人にはできないことですが、神にはどんなことでもできます。」(マタイ19:26)