わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。(ヨハネの福音書 14:6)
(ヨハネの福音書 14:1-7より)
イエス様が地上の生涯を終えようとしている時、弟子たちにこう語られた。「あなたがたは心を騒がせてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい」(1)。人類は罪を犯して神から離れたことから、まことのいのちを失い、死と滅びに向かうもの、不安と恐怖悲しみと憎しみを抱くものと憎むものとなった。しかし、キリストが自ら死んで贖いのわざを成し遂げられ、死んで倒れて、まさしく人々に踏まれる「道」、神へとの架け橋となってくださったのだ。キリストを信じるならば誰でも再び、神と交わることが許され、まことの平安を得ることができる。「必ず、わたしは荒野に道を、荒れ地に川を設ける」(イザヤ書 43章 19節)と約束された神は、どんなに荒れすさんだ人の人生にも、まことの道を設けられる。神に造られたものとして歩む正しい道、豊かないのちの道がここにある。