この町のユダヤ人は、テサロニケにいる者たちよりも素直で、非常に熱心にみことばを受け入れ、はたしてそのとおりかどうか、毎日聖書を調べた。
(使徒の働き17:11)
(使徒の働き17章より)
テサロニケでの宣教において多くの者がキリストを信じたが、ユダヤ人たちの迫害も激しくなった。みことばを伝えるという働きを絶やしてはならないと考えたクリスチャンの兄弟たちは、パウロとシラスをベレアに送り出し避難させた。しかし二人はそこに着くと、すぐにユダヤ人の会堂に入って、危険を顧みずに宣教を開始するが、宣教することが神からの使命だと受け止めていたこの二人にとって、それは当然のことであった。べレアの人々は、非常に熱心にみことばを受け入れ、毎日聖書を調べ、信仰を確かなものとしていった。「救いのかぶとをかぶり、御霊の剣、すなわち神のことばを取りなさい」(エペソ人への手紙 6章 17節)とあるように、みことばこそ、サタンに打ち勝つ最高の武具である。聖書に基づいた信仰によって霊的に養われ、主の道をまっすぐに歩んでいきたい。