御国が来ますように。みこころが天で行われるように、地でも行われますように。
(マタイの福音書 6章 10節)
(創世記24章より)
アブラハムは年老いて、息子イサクの伴侶を探すことをしもべに託した。その条件は、まず、今住んでいる異教の地カナンからではなく、親族の中から選ぶということ。まことの神を信じて歩んでいる一族の信仰を純粋に保つためにはそこは妥協できない点であった。さらに、親族にふさわしいと思える娘がいたとしても、カナンの地に来ようとしなければ、その話はなかったことにすること。それは、主が子孫にこの地を与えることを誓われたからだとアブラハムは語る。
アブラハムの信仰を受け継いでいる私たちは、霊的な純粋さを損ねることがないように気をつけながら、主のみこころがなることを第一に求めていく者、信仰にあって霊的な子孫を増やす者でありたい。