私たちはあなたの民 あなたの牧場の羊です。
私たちはとこしえまでもあなたに感謝し
代々限りなくあなたの誉れを語り告げます。(詩篇 79篇 13節)
(創世記24章より)
アブラハムに、息子イサクのための嫁探しを託されたしもべは、ナホルの町までやってきた。そこで彼は、やみくもに探し歩くのではなく、井戸のところで主に祈る。夕暮れ時に水を汲みにやってくる女たちの中に、飲水を乞うたときにらくだにも水を飲ませようとする者がいたら、それが主が備えておられるイサクの嫁であるということのしるしであるようにと、主に願ったのである。果たして、アブラハムの親類の乙女リベカがやってきて、期待以上のすばらしい愛と気遣いと行動力を見せる。しもべは、「主が自分の旅を成功させてくださったかどうかを知ろうと、黙って彼女を見つめていた」(21)。彼は、リベカとの出会いが、主の導き・主のみわざであるか、思い巡らしていたのである。
私たちの人生という旅の成功は、自分の思い描く野心のとおりになるということではなく主が導き、主が示してくださること、主のみこころろがなるということ。このしもべが全人類に神の祝福が受け継がれていくために祈ったように、私たちは、主に造られた者が代々限りなく主の誉れを語り告げるように祈る者でありたい。