それは、私たちが自分自身に頼らず、死者をよみがえらせてくださる神に頼る者となるためだったのです。
(コリント人への手紙第二 1章9節)
(コリント人への手紙第二 1章より)
パウロは宣教活動において激しい迫害受け、死に直面したことが何度もあったが、それらの出来事によって自分自身を頼る者から神を頼る者とされたことを語る。その神は使者をよみがえらせてくださる力あるお方。この世で苦しみを受け死なれたキリストをよみがえらせた神は、主を信じる私たちをも同様によみがえらせ、永遠のいのちに生かしてくださる。私たちは、この世の「たましいを殺せない者たち」(マタイの福音書10章28節)を恐れることはない。
そしてパウロは、「あなたがたも祈りによって協力してくれれば、神は私たちを救い出してくださいます」(11)と、主にある働きが守られるように、祈りの要請をしている。皆で心を合わせて主に祈る祈りを主は聞いてくださる。
今、生命を脅かされている人々のために、またサタンの霊的な攻撃にさらされているお互いのために、よみがえりの主に祈っていきたい。