力ある者の子らよ。主に帰せよ。栄光と力を主に帰せよ。
(詩篇29:1)
(詩篇29篇より)
すべての人はまことの神に造られた存在であるのだから、そのまことの創造主に栄光を帰するべきであるとダビデは語る。「聖なる装いをして」(2)とあるが、全人類の罪をおおう義の衣となってくださったキリストを信じることで、私たちは主の前にふさわしい者とされ、主の前に出ることができる。そしてダビデは「主の声は水の上に〜」と、主のことばによる創造のみわざを数え上げる。その主が今私たちに声をかけてくださるということは、私たちを通してみわざをあらわそうとしておられるということ。さらにダビデは「主は大洪水の前から御座に着いておられる」(10)とノアの洪水によるさばきと救いのみわざに思いを馳せる。神の創造のみわざ、救いのみわざを思う時、私たちはその栄光に輝く神の御名をほめたたえずにはいられない。私たちは神様に栄光を帰するために存在しているのだから。