神は、あらかじめ知っている人たちを、御子のかたちと同じ姿にあらかじめ定められたのです。それは、多くの兄弟たちの中で御子が長子となるためです。(ローマ人への手紙 8章 29節)
エサウが猟から疲れ切って家に帰って来た時、ちょうど双子の弟のヤコブがレンズ豆の料理を用意しているところだった。あまりの空腹にその料理と引き換えに、エサウは長子の権利をヤコブに売ってしまう。ヤコブの策略にまんまとはまったエサウは後になって後悔し、ヤコブを憎むようになる。
初めの人アダムとエバもサタンにそそのかされて神を裏切り、永遠のいのちと引き換えに一つの木の実を食べてしまう。このことによって人類はただ死と滅びに向かうものとなった。しかし神はそれでも人間を愛し、御子キリストがこの世に降り、人間の罪を全て背負って身代わりとして死に、よみにまで下ってくださった。人はこのキリストを信じるだけで永遠のいのちを得られるという救いの道を神は用意された。ここに神の愛がある。
神がこれほどまで大きな犠牲を払って私たちに与えられた永遠のいのちを、この世のむなしいものに目がくらんで放棄するような愚かなことは、絶対にあってはならない。