あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。
(ヨハネの福音書 8章 32節)
(ガラテヤ人への手紙4章19-26節より)
パウロは、人が救われるためにはキリストを信じるだけでなく律法を守り行うことが必要だと説く人々に対して、「あなたがたは律法の言うことを聞かないのですか」(21)と、律法のうわだけを行うだけでその心を理解しない彼らの態度を批判する。
そして、アブラハムの二人の息子を例に上げ、律法に縛られている者を肉によって生まれた女奴隷ハガルから生まれた子に、キリストによって律法から開放された者を約束によってサラから生まれたイサクになぞらえる。
人間が自分の努力によって神の前にきよくなれるという思いは傲慢でしかない。律法を成就するためにこの世に来られたキリストによって、私たちは天からの自由が与えられている。このまことの福音に私たちは歩んでいく。