キリストは、自由を得させるために私たちを解放してくださいました。
(ガラテヤ人への手紙 5章 1節)
(ガラテヤ4章26節-5章1節より)
パウロは、アブラハムが女奴隷ハガルに産ませたイシュマエルと、神の約束によって妻サラから生まれたイサクを引き合いに出して、ガラテヤ教会の人々に語る。「私たちは女奴隷の子どもではなく、自由の女の子どもです」(31)と、救いは、人間の肉の思いや努力によって得るものではなく、神が人を愛するがゆえに用意された救い主キリストを信じることによって与えられるものだと説く。
ガラテヤ人への手紙のテーマは「自由」。「聖書は何と言っていますか」(30)というパウロの言葉のように、いつも聖書に確認しつつ、キリストこそが私たちに自由を得させてくださるお方であることを信じ、歩んでいきたい。