世にあっては苦難があります。
しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝ちました。
(ヨハネの福音書 16章 33節)
(使徒の働き 23章6-11節より)
最高法院で弁明をすることになったパウロが、「私は死者の復活という望みのことで、さばきを受けているのです」と話すと、復活のことでサドカイ人と対立していたパリサイ人はパウロを擁護するものも出てきて、議会はさらに紛糾し、収集がつかなくなった。復活の主に出会い回心したパウロにとって、復活こそが信仰の中心であった。
その夜、神はパウロに「勇気を出しなさい」と励ましの言葉をかける。神は聖徒の傍らに立ち、その都度必要なことばを与えてくださる。死と世に打ち勝ったお方のこのことばにあって、私たちはどこにあっても勇気を出して主を証しする者となっていくことができる。